'ray kato' hand made silver ring 950 -67
※高円寺店在庫商品
シルバーアクセサリーといえば925が有名ですが、此方は950を採用。
純銀95%:銅5%で調合されております。
技法は「鍛造」という、ひとつひとつ金属を金槌で叩いて成形を行う製作方法。
鍛造は、大量生産のキャスト製法に比べると、強度、金属密度、ツヤ感、肌触りが圧倒的に高いです。
素材としては一般的な925に比べると銀純度が高いので、変色が比較的ゆっくりで色合いはグレーが少し強く、プラチナに近い色味になります。
全て型はなく1つとして同じ物はありませんので、1点物がお好きで作りが良い物を選びたい方には必ず心に響く物があるかと思います。
size
13号
- craftsman memo -
作る時にいつも考えている事は「つけ心地が良いこと」「身につけて美しく、外して置いても美しく、オブジェであること」を念頭に置いています。
インスタグラムの作品投稿に「#inoring」というタグを添えているのですが、これは身につけてくれる方にとって、「お守りになりますように」というお祈りを込めて(祈りの指輪)制作をしています。
少し緊張したり、不安になったときに、触るとなんだか安心する。大切なときに、身につけていると自信が持てる。そんなふうに、いつでも寄り添えるお守りでありたいと考えています。
型を取って、大量に制作を行うことはとても効率がいいのですが、あえてそれを行わない理由としては、お客様に誠実でありたいというところが最も大きいです。
素材の精製から、制作まで一貫して僕の手で行われるので、なにを聞かれても、いつ見られてもしっかりと説明ができて、嘘のないものづくりというところに惹かれています。
鍛金を行う人でも、わざわざ自分で素材を作る人はあまりいませんが、これをしっかり自分で行うことで、人によって金属配合を変えて本当に似合う制作を行うことが可能であったり、受け継いだものを溶かして生まれ変わらせるような本当のリフォームも可能なんです。
あとはやはり、同じものが生まれないというところがいちばんの魅力だと感じます。
1つ1つ思いが篭っていますので、是非じっくりと見てみて下さい。
by raykato